平成30年 12月 定例会(第5回)平成30年第5回
中津川市議会定例会会議録(第4号)========================= 平成30年12月21日(金)午前10時
開議◯議事日程第 1
会議録署名議員の指名第 2 病院・
医療等対策特別委員会の
中間報告第 3 議第105号 中津川市
地域事務所設置条例及び中津川市
地域総合事務所設置条例の一部改正について第 4 議第106号 中津川市
奨学資金貸与条例の一部改正について第 5 議第107号 中津川市
病児保育所の設置等に関する条例の制定について第 6 議第108号 中津川市
病院事業の設置等に関する条例の一部改正について第 7 議第110号
工事請負契約の締結について第 8 議第111号 損害賠償の額の決定について第 9 議第112号
市道路線の認定について第10 議第113号
市道路線の変更について第11 議第114号
市道路線の廃止について第12 議第115号
指定管理者の指定について第13 議第116号
指定管理者の指定について第14 議第117号
指定管理者の指定について第15 議第118号
指定管理者の指定について第16 議第127号 中津川市職員の給与に関する条例等の一部改正について第17 議第100号 平成30年度中津川市
一般会計補正予算(第8号)第18 議第101号 平成30年度中津川市
下水道事業会計補正予算(第1号)第19 議第102号 平成30年度中津川市
農業集落排水事業会計補正予算(第1号)第20 議第103号 平成30年度中津川市
特定環境保全公共下水道事業会計補正予算(第1号)第21 議第104号 平成30年度中津川市
病院事業会計補正予算(第2号)第22 議第119号 平成30年度中津川市
一般会計補正予算(第9号)第23 議第120号 平成30年度中津川市
国民健康保険事業会計補正予算(第2号)第24 議第121号 平成30年度中津川市
下水道事業会計補正予算(第2号)第25 議第122号 平成30年度中津川市
農業集落排水事業会計補正予算(第2号)第26 議第123号 平成30年度中津川市
特定環境保全公共下水道事業会計補正予算(第2号)第27 議第124号 平成30年度中津川市
介護保険事業会計補正予算(第2号)第28 議第125号 平成30年度中津川市
水道事業会計補正予算(第1号)第29 議第126号 平成30年度中津川市
病院事業会計補正予算(第3号)第30 請願第 4号 消費税率の10%への引き上げを中止することについて
意見書提出を求める請願第31 請願第 5号
難聴児補聴器購入費等助成事業の支援拡充に関する請願第32 議第128号
中津川市議会会議規則の一部改正について
――――――――――――――――――――――◯本日の会議に付した案件日程第 1
会議録署名議員の指名日程第 2 病院・
医療等対策特別委員会の
中間報告日程第 3 議第105号日程第 4 議第106号日程第 5 議第107号日程第 6 議第108号日程第 7 議第110号日程第 8 議第111号日程第 9 議第112号から日程第11 議第114号日程第12 議第115号から日程第15 議第118号日程第16 議第127号日程第17 議第100号から日程第29 議第126号日程第30 請願第4号日程第31 請願第5号日程第32 議第128
号 ――――――――――――――――――――――◯出席議員 18名 1番 吉村孝志君 2番 森 益基君 4番
島崎保人君 5番 柘植貴敏君 6番 木下律子さん 7番 牛田敬一君 8番 吉村浩平君 9番 岡崎隆彦君 10番 勝 彰君 12番
櫛松直子さん 13番
大堀寿延君 15番 三浦八郎君 16番 粥川茂和君 17番 鈴木雅彦君 18番
鈴木清貴君 19番 鷹見憲三君 20番
吉村久資君 21番 佐藤光司君
――――――――――――――――――――――◯欠席議員 2名 3番 水野賢一君 11番 田口文数君
――――――――――――――――――――――◯法第121条により出席した者 市長 青山節児君 副市長 大井久司君 教育長 本多弘尚君 理事 丸山裕章君
政策推進部長 伊藤雅志君 総務部長 市岡 清君
財務部長 西尾謙二君
定住推進部長 片田 毅君
健康福祉部長 小縣智彰君
生活環境部長 坪井 透君 農林部長 林 友義君
商工観光部長 安江裕之君
文化スポーツ部長 大巾裕之君
リニア都市政策部長 山本高志君
基盤整備部長 柴田寛史君 水道部長 塚田一義君
病院事業部長 千村泰史君 消防長 松葉茂幸君
教育委員会事務局長 早川和子さん 市公室長 伊藤恵之君
行政管理課長 林 行典君
――――――――――――――――――――――◯議会事務局職員出席者 事務局長 嶋崎雅浩君 書記 高木 均君 書記 鈴木美幸さん 書記
青木真之介君 書記 安田充孝君
―――――――――――――――――――――― 平成30年12月21日(金曜日) 午前10時00分
開議 ――――――――――――――――――――――
○議長(
大堀寿延君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 ――
――――――――――――――――――――
△諸般の報告
○議長(
大堀寿延君) 日程に入るに先立ち、
事務局長に諸般の報告をさせます。
◎
議会事務局長(嶋崎雅浩君) 報告いたします。 本日の会議に提出された議案は、
市長提出27件、請願2件、
委員会提出1件であります。 次に、
地方自治法第121条の規定により、議長から説明のため出席を求めた説明員、並びにその委任、または嘱託により出席する旨の報告のありました者は、
市長事務部局におきましては市長以下18名、
教育委員会事務部局におきましては教育長以下2名、消防本部におきましては消防長であります。 本日の会議に欠席の旨通知のありました議員は、3番・
水野賢一議員、11番・田口文数議員であります。以上でございます。 ――
――――――――――――――――――――
△
議会運営委員長報告
○議長(
大堀寿延君) 本日の
議会運営について、さきに
議会運営委員会が開かれております。 この際、
議会運営委員長の報告を求めます。
議会運営委員長・
吉村久資君。 〔
議会運営委員長・
吉村久資君登壇〕
◆
議会運営委員長(
吉村久資君) おはようございます。 本日の
議会運営に関しまして、12月19日に
議会運営委員会が開かれておりますので、内容について報告をさせていただきます。 日程第1でございます。
委員会提出議案についてを議題としております。 これにつきましては、11月19日の議運において
確認決定をしました
中津川市議会会議規則第125条、会議録の配付について、議員への印刷、配付を取りやめ、広く一般に公開するという文言を明文化するということについて、
中津川市議会会議規則の一部改正として本日議案提出させていただきますので、よろしくお願いをしたいと思います。これについて
確認決定をいたしました。 日程第2、12月
定例会最終日の議事日程でございますが、お手元にございます平成30年第5回
中津川市議会定例会第4号の案とあわせまして進行表により進行することを
確認決定いたしました。 なお、一括議題につきましては、1つに議第112号から議第114号、2つに議第115号から議第118号、3つに議第100号から議第126号となります。 あわせまして、討論及び起立採決の案件でございますが、議第112号、議第113号、議第127号、議第100号、議第104号、議第119号及び請願第4号の7案件、これにつきましては討論があり、起立採決となりますので、お願いをいたします。 日程第3です。当初予算審査の
予算決算委員会についてでございます。 11月26日に各会派の代表の方と執行部との協議・
確認事項の
タブレット配信を行いました。そして12月5日締め切りで意見を求めました。 その結果、意見は特にありませんでしたので、
確認事項を
決定事項とするということで議運の中で
確認決定をしましたので、お願いをいたします。 それから日程第4、
タブレット使用に関する検討について、これにつきましては9月19日の各会派の代表の方との協議において、
タブレットになれることを最優先としてしばらく使用を行うと。その後、時期を見て検討を行うということで確認をしております。報告をしておりませんが、これにつきましては先ほど述べました日程第3と同時報告をするということを議運で確認しておりますので、本日この場で報告をいたしますので、お願いをいたします。 日程第5、議会における
申し合わせ事項についてでございます。 11月26日の議運において、議会における
申し合わせ事項、各会派からの確認・
検討事項一覧を資料としました。
会派持ち帰りという案件が6件ございました。これにつきまして1月21日の議運で議案としますという話まではしておりましたんですが、改めて、これはお願いでございますが、各会派の意見をまとめていただきまして、1月10日までに
議会事務局まで目に見える形、
タブレット、
パソコン等で送信していただいても結構でございますし、紙ベースで届けていただいても結構でございます。様式は自由でございますので、1月10日までにこの各
会派持ち帰り事項6項目につきまして、それぞれの会派、1人会派さんも含めまして、
議会事務局のほうへ意見を届けていただきたいということを議運で
確認決定しましたので、よろしくお願いをいたします。 日程第6、市民と議会の
対話集会についてでございます。 平成30年度市民と議会の
対話集会の記録につきまして、12月11日までに各会派からの修正等をいただきました。ありがとうございます。議運の正・副委員長においてまとめをさせていただきました。資料がかなりのボリュームで
タブレットに送られておるわけでございますが、その資料の中で黄色の網かけというか、着色がしているものがございます。これについては執行部のほうにこれから投げかけをして回答をいただくもの。そして緑のものにつきましては、議会のほうで回答をつくるものという形で見ていただきたいというふうに思います。 それで、議運において、まずこれを皆様方に再度意見を下さいということをしておるだけのいとまがございませんので、申しわけございませんが、これを完成版としたいということをお願いしました。そして、執行部にこれで投げかけますよというお願いの
確認決定いただきました。 2番目に、平成30年度市民と議会の
対話集会の記録とあわせまして、市民と議会の
対話集会アンケートの意見から、これにつきまして議会報に掲載する予定にしてございます。何を載せるかという選出ですね。チョイスにつきまして、議運の委員長、副委員長に一任していただきたいということをお願いし、これも
確認決定をいたしましたので、よろしくお願いいたします。 次に、大分後半のほうになりますが、色のついた会派の意見という表がございます。 市民と議会の
対話集会の改善・検討事項に関する会派の意見を12月11日までの期限で提出をお願いしたものでございます。これにつきましては1月21日の議運において議題といたしますので、さらに他会派からの意見等についても、会派の中で検討をしておいていただきたいというふうに思います。 なお、12月11日の期限までに間に合わせることができなかった会派の方につきましては、この1月21日の席で発言をしていただければ取り上げるということで、これにつきましても議運の中で確認と決定をいたしましたので、お願いをいたします。 日程第7、その他でございます。 まず、米印がついております2月の
議員連絡協議会を2月12日火曜日午後1時30分から開催するということで
確認決定をいたしました。 次に、ぽつの1番目、中津川市リニアを活用した
まちづくり推進市民会議委員への就任についてというものを議題といたしました。これにつきましては、資料がついておりますが、
青山市長から大堀議長にそのような依頼文が来ております。これは議長の充て職でということで議運の中で
確認決定をいたしましたので、よろしくお願いをしたいと思います。 次のぽつでございます。
認知症サポーター養成講座受講のお願いでございます。これにつきましても、
健康福祉部長のほうから議長宛てに
認知症サポーター養成講座受講のお願いというのが来ております。これにつきましてどうするかという取り扱いにつきましては、議運の中で、議会として受講しようという結論になりました。 それで日時についてでございますが、1月8日火曜日でございます。午前10時から本庁の4階の大会議室で行いますので、議員の皆さんのご参加をお願いいたします。この日は昼から
議員連絡協議会と
全員協議会が入っている日でございますが、その同日の午前10時から行いますので、よろしくお願いしたいと思います。 あと2件ございますが、以下記載がございません。1つは、
財務部長から、
行財政改革推進プランと内部評価の平成29年度分の報告を本日12月21日までにというか、本日ということでございますが、
タブレットに送信するという旨の報告がございました。 2点目でございます。これも
財務部長から、原付ご
当地ナンバープレートデザインの最優秀賞が決まりましたということで、2月5日火曜日15時から本庁中2階ロビーで表彰式が開催される予定でございます。議員の皆様にも参加をお願いしたいということでございます。なお、氏名、誰なんだという話、それからどんなデザインだということについては、その場での発表ということで、事前の報道とか報告はありませんので、よろしくお願いをいたします。 裏面に参ります。 その他
協議事項、
退職部次長の送別会についてということで、前回の議運の報告において、3月定例会の最終日3月26日火曜日に行うところまでの報告をさせていただきましたが、時間を午後6時から、会場を木曽路で開催するということで
確認決定をしましたので、よろしくお願いをいたします。 もう一点、これも記載がありません。本会議・委員会の
ライブ中継、これをご存じのようにユーストリームでスマホ配信しておるわけでございますが、実は12月定例会につきましては配信がされておりません。原因を調べたところ、無料配信を今まで活用しておりましたが、無料配信が9月末までということで、配信がされていないことが判明しました。ですから本日の配信もされないということでございますが、11月26日の議運で、放映環境の見直しについて
確認決定をしていただきましたが、3月定例会をどう対処するか、4月以降のこと、年度かわってからの対処方法でございましたので、環境整備につきましては、来年の3月定例会が漏れる形になります。この対処方法につきましては、
議会事務局に調査検討をお願いしてございます。1月21日の議運において、報告をいただいて協議を行うということで
確認決定をいたしましたので、報告をさせていただきます。 以上が19日の議運の報告でございます。以上です。
○議長(
大堀寿延君) ただいまの委員長の報告について質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 ――
――――――――――――――――――――
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(
大堀寿延君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第127条の規定により、議長において 10番・勝 彰君 12番・
櫛松直子さんを指名いたします。 ――
――――――――――――――――――――
△日程第2 病院・
医療等対策特別委員会の
中間報告
○議長(
大堀寿延君) 日程第2、病院・
医療等対策特別委員会から
会議規則第44条第2項の規定により、同委員会より
中間報告を行いたいとの申し出がありますので、この際これを許します。病院・
医療等対策特別委員会委員長・
鈴木清貴君。 〔病院・
医療等対策特別委員長・
鈴木清貴君登壇〕
◆病院・
医療等対策特別委員長(
鈴木清貴君) それでは、ただいま議題に上がりました病院・
医療等対策特別委員会が12月18日開催されましたので
中間報告をさせていただきます。
青山市長のほうから、公立病院に関する市長方針の見直しということで発表がございました。骨子だけをご報告させていただきます。
坂下病院は、
療養病床型の有床診療所とし、必要な外来診療、
在宅医療、
終末期医療などの
慢性期医療を担い、
市民病院は急性期、回復期の医療を担う役割分担とし、2つの
医療機関で中津川市の医療を支える仕組みを構築するもの。
坂下病院につきましては、外来機能は医師確保が可能な診療科を残す、
高額医療機器を利用する
精密検査等は
市民病院に集約し、経費削減に努める。有床の診療所とし、
療養病床(19床以下)を維持するとともに
在宅医療の強化に努める。今回の見直しの段階では、民営化の方針決定は困難であると判断したが、引き続き民営化の調査、検討に努める。以上のような方針が発表になり、多くの質疑がなされました。 最初に、医師確保の問題で、大変確保が困難になるのではないかと、こういう質疑に対しましては、現在、
青山市長、執行部、
病院部長等が医局回りをしておりますけれども、特に安藤院長においては、年間100日程度医局へ足を運んで人材の確保に努めている状況だということですが、なかなか現状は確保は難しいと答弁がございました。 それと、次に、
療養病床が19床になる診療所になるけれども、それで足りるのかどうかという質疑がございました。現在、
坂下病院では30名程度が入院をしている状況だと。その中で医療が必要な患者は15名程度なので、19床で十分足りるという答弁でございました。 あと、地元住民に対して理解いただけるように説明会を丁寧にやっていただきたいという質疑がありまして、答弁として、12月21日に坂下と川上の区長会及び
まちづくり協議会の方も参加で説明会を開催すると。12月26日には山口地区、
馬籠地区で説明会を行う。それと南木曽、大桑村については、12月21日、本日ですね。午前中に説明する予定であるという答弁でございました。 続きまして、その説明会については、希望があれば
出前講座はしていただけるのかという質疑がございまして、希望があれば
出前講座は開催をしていく方向であるということでございます。 それと、診療所になると人員が現在よりも少なくなる、スタッフが大幅に少なくなるんじゃないかと。いわゆるその効果が出るのはいつごろであるかという質疑に対しまして、一応は平成32年度までを目指しているということは、平成31年度中に、現在9月末時点で120.3人の医師を含めての職員がおりますけれども、これを平成32年度までに62.4人程度にしていくという答弁でございました。 あと、人員以外での改革はあるかという質疑に対しまして、答弁としまして、一番大きな部分としては、材料費、経費が多いと。経費の中でも一番多いのが
委託事業が一番多いということで、ここを削減してまいりたいという答弁でございました。 以上のよう質疑があり、病院・
医療等対策特別委員会が終了いたしましたので、報告とさせていただきます。以上です。
○議長(
大堀寿延君) ただいまの委員長の報告について質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 これをもって病院・
医療等対策特別委員会の
中間報告を終わります。 ――
――――――――――――――――――――
△日程第3 議第105号
○議長(
大堀寿延君) 日程第3、議第105号・中津川市
地域事務所設置条例及び中津川市
地域総合事務所設置条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。
総務企画委員長・森 益基君。 〔
総務企画委員長・森 益基君登壇〕
◆
総務企画委員長(森益基君) ただいま議題となりました日程第3、議第105号・中津川市
地域事務所設置条例及び中津川市
地域総合事務所設置条例の一部改正ついて、
総務企画委員会の審査経過並びに結果についてご報告申し上げます。 結論から申し上げますと、
全会一致、
原案可決であります。 議案書及び
委員会資料をご参照ください。 改正の背景と理由は、平成30年9月6日付で、
神坂地区区長会長、
山口地区区長会長、
馬籠地域区長会長から、歴史的、地理的、
人的つながりの深い両地域の住民が一緒になって地域の課題を解決し、活力ある
まちづくりを推進するため、
山口地区馬籠地域の所管を
山口総合事務所から
神坂事務所に変更するよう
中津川市長宛てに要望書が出され、生活圏がもともと同一であった2地区を統合することによって、住民の
利便性向上をさらに図ることができるようにするために改正するものであります。 改正の内容は、平成31年4月1日より、
山口地区馬籠地域を
神坂事務所の所管する区域とするものであります。 平成17年度からの神坂地区と
馬籠地域が一緒になっている事柄などについて説明を受け、市民への影響は特にないものと考察されている旨の説明も受けました。その後、質疑に入りましたが、特に申し上げる質疑はなく、冒頭申し上げたとおり
全会一致、
原案可決となりました。 以上で報告を終わります。
○議長(
大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第105号・中津川市
地域事務所設置条例及び中津川市
地域総合事務所設置条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――――
△日程第4 議第106号
○議長(
大堀寿延君) 日程第4、議第106号・中津川市
奨学資金貸与条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。
文教民生委員長・
島崎保人君。 〔
文教民生委員長・
島崎保人君登壇〕
◆
文教民生委員長(
島崎保人君) おはようございます。 ただいま議題となりました日程第4、議第106号・中津川市
奨学資金貸与条例の一部改正について、
文教民生委員会の審査の結果並びに経過についてご報告申し上げます。 結論から申し上げまして、
全会一致、
原案可決であります。
委員会資料をごらんください。 この議案の趣旨は、
学校教育法の一部改正に伴い改正するものです。 この改正の概要は、
学校教育法の一部改正により、新たに
高等教育機関として
専門職大学及び
専門職短期大学の制度が設けられ、進学の選択肢が拡大したことに対応し、今後の成長分野に有用な専門職の人材育成を行うため、これらの新たな
高等教育機関に進学する学生に奨学資金が貸与できるよう、必要な改正を行うものです。 なお、
文部科学省によりますと、平成31年4月1日に開設する
専門職大学は2校、
専門職短期大学は1校となっております。 内容は、
奨学資金貸与の資格要件に
専門職大学、
専門職短期大学を加え、貸与の額を大学、専門学校と同額の年額60万円以内とするものです。 施行期日は、平成31年4月1日であります。 以上の説明を受け、質疑に入りました。 主なものをご紹介いたします。 資料の中にある学生受け入れについて、入学試験があるのか。また、社会人とあるが、高校卒業が条件なのかお聞きしたいという質疑に対しまして、入学試験はあります。また、高等学校の卒業資格が要りますという答弁でございました。 以上のような質疑を終え、採決の結果、冒頭申し上げましたとおり
全会一致、
原案可決であります。 以上で
文教民生委員会の報告を終わります。
○議長(
大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第106号・中津川市
奨学資金貸与条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――――
△日程第5 議第107号
○議長(
大堀寿延君) 日程第5、議第107号・中津川市
病児保育所の設置等に関する条例の制定についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。
文教民生委員長・
島崎保人君。 〔
文教民生委員長・
島崎保人君登壇〕
◆
文教民生委員長(
島崎保人君) ただいま議題となりました日程第5、議第107号・中津川市
病児保育所の設置等に関する条例の制定について、
文教民生委員会の審査の結果並びに経過についてご報告申し上げます。 結論から申し上げまして、
全会一致、
原案可決であります。
委員会資料をごらんください。 この議案の趣旨は、中津川市
病児保育所を設置するため、条例を制定するものです。 この条例制定の概要は、働く親の増加とともに、子育てと就労の両立を支援する病児保育施設の開設が求められているため、児童が病気の際に保護者が就労しているなどの理由により、集団保育や家庭での保育が困難な保護者を支援し、安心して子育てができる環境を整備することに伴い、条例を制定するものです。 施設の概要は、
市民病院敷地の一部である約423平方メートルの敷地に木造平家建て、延べ床面積83.48平方メートルの保育所を建設するものです。 条例の内容についてでございますが、利用対象者は、市内に住所を有する生後8カ月から小学校6年生までの者、利用日は、祝日、年末年始を除く月曜日から金曜日、利用定員は3名、また使用料は、3人以上の多子世帯及び生活保護による被保護世帯は無料、それ以外の世帯については、4時間以上2,000円、4時間未満1,000円ということでございます。 施行期日は、公布の日から起算して6月を超えない範囲内において規則で定める日であります。 以上の説明を受けまして質疑に入りました。 主なものをご紹介いたします。 まず1つ目ですが、利用定員の3名はなぜ3名なのかという質疑に対しまして、国が示す病児保育事業実施要綱において、看護師1名につき10名まで、保育士1名につき3名までという規定があり、また
病児保育所には看護師1名、保育士1名を原則配置すると定められていますので、看護師1名、保育士1名の配置ですと定員は3名ということになります。また、県内のほとんどの
病児保育所について定員が3名となっている状況ですという答弁でございました。 もう一つ、他の市町村の子どもの病児保育の受け入れについてどういうふうに考えているのかという質疑に対しまして、現時点では当市に住所を有する者を対象と考えていますが、将来的に利用状況を見ながら保護者が当市に勤務する者を対象とすることについて検討をしていきたいと思いますという答弁でございました。 以上のような質疑を終え、採決の結果、冒頭申し上げましたとおり
全会一致、
原案可決であります。 以上で
文教民生委員会の報告を終わります。
○議長(
大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第107号・中津川市
病児保育所の設置等に関する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――――
△日程第6 議第108号
○議長(
大堀寿延君) 日程第6、議第108号・中津川市
病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。
文教民生委員長・
島崎保人君。 〔
文教民生委員長・
島崎保人君登壇〕
◆
文教民生委員長(
島崎保人君) ただいま議題となりました日程第6、議第108号・中津川市
病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、
文教民生委員会の審査の結果並びに経過についてご報告申し上げます。 結論から申し上げまして、
全会一致、
原案可決であります。
委員会資料をごらんください。 この議案の趣旨は、中津川
市民病院の標榜診療科を変更するため、改正するものです。 この改正の内容は、一般社団法人日本神経学会が平成30年3月に、脳、神経の疾患を内科的専門知識と技術をもって診察する診療科であることをわかりやすくすることを目的に、「神経内科」を「脳神経内科」に変更したことを受け、中津川
市民病院においても診療内容をより理解してもらうため、標榜診療科の名称を同様に変更するものです。 市民への影響は、標榜診療科の名称を変更することで、より適切な診療科の選択及び治療を受けることが可能になるとのことでございます。 施行期日は、平成31年4月1日です。 以上の説明を受け質疑に入りました。 主なものをご紹介いたします。 診療科の名称が変わるが、診療内容は今までと変わらないのか。また、名称が変わりますという市民への広報はどういうふうになるのかという質疑に対しまして、診療内容については今までと何ら変わるものではございません。また、このことが承認いただければ、院内での広報、そして市の広報を活用して市民の皆さんに周知をしてまいりますとの説明がございました。 以上のような質疑を終え、採決の結果、冒頭申し上げましたとおり
全会一致、
原案可決であります。 以上で
文教民生委員会の報告を終わります。
○議長(
大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第108号・中津川市
病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――――
△日程第7 議第110号
○議長(
大堀寿延君) 日程第7、議第110号・
工事請負契約の締結についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。産業建設委員長・吉村孝志君。 〔産業建設委員長・吉村孝志君登壇〕
◆産業建設委員長(吉村孝志君) ただいま議題となりました日程第7、議第110号・
工事請負契約の締結について、産業建設委員会の審査の結果並びに経過についてご報告いたします。 結論から申し上げまして、
全会一致、
原案可決であります。
委員会資料をごらんください。 中津川市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、
工事請負契約を締結するため、議会の議決を求めるものです。 概要といたしましては、坂本290号線道路改良工事(第3工区)、施工延長が263メートル、平成30年11月8日に指名競争入札が行われ、契約金額1億8,036万円で、株式会社加藤工務店が落札されました。 工期は、本契約締結日から平成31年3月25日であります。 他の内容につきましては記載のとおりです。 以上の説明を受け、質疑に入りましたが、質疑はありませんでした。 採決の結果、冒頭申し上げましたとおり
全会一致、
原案可決であります。 以上で産業建設委員会の報告を終わります。
○議長(
大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第110号・
工事請負契約の締結についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――――
△日程第8 議第111号
○議長(
大堀寿延君) 日程第8、議第111号・損害賠償の額の決定についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。
文教民生委員長・
島崎保人君。 〔
文教民生委員長・
島崎保人君登壇〕
◆
文教民生委員長(
島崎保人君) ただいま議題となりました日程第8、議第111号・損害賠償の額の決定について、
文教民生委員会の審査結果並びに経過についてご報告いたします。 結論から申し上げますと、
全会一致、
原案可決でございます。
委員会資料をごらんください。 この議案の趣旨は、中津川
市民病院における医療過誤の和解合意に伴い、損害賠償の額の決定を求めるものでございます。 医療過誤の概要は、平成23年7月、認知症の症状があるとして市内開業医から脳神経外科へ紹介となり、頭部CT検査の結果、腫瘍、出血等の異常は見られなかったものの、脳萎縮があったことから神経内科への紹介となり、アルツハイマー型認知症と診断をされました。 当神経内科では、同年8月に血管性認知症の原因となる多発性脳梗塞や脳主幹動脈の狭窄などを確認する目的で頭部MRI検査及び頭部MRA検査を実施しました。 その後、外来にて治療が続けられましたが、認知症の症状は徐々に進行し、平成26年7月には徘回、幻覚、幻視などの症状と、歩行障がいのために外出時には車椅子を使用するようになっておりました。 同月、高齢者介護施設で入浴中、全身脱力と頭痛の訴えから近隣病院を受診、クモ膜下出血と診断されたことから当院脳神経外科に紹介、転送されました。この時点で意識レベルは深昏睡状態であり、手術適応なしと判断されたため保存的治療を行いましたが、平成26年7月23日に死亡されました。 患者は、当時岐阜県在住の87歳の女性、損害賠償額は400万円です。損害賠償を支払うこととした理由は、平成23年8月の神経内科での検査は、脳萎縮の場所や程度を見ることが主たる目的であり、脳動脈瘤の存否でなかったこと、また仮に脳動脈瘤の存在を確認していたとしても、治療方法に影響がなかったことを主張したが、患者、家族への治療に対する信頼に応えることができなかったとして、名古屋地裁の和解勧告を受け入れ、合意に至ったためでございます。 以上のような説明を受け、質疑に入りました。 主なものを2点紹介したいと思います。 1点目でございますが、損害賠償を支払うこととした理由の中で、治療方法に影響はなかったという表現がありますが、その説明をお願いしますという質疑に対しまして、この動脈瘤の存在を第三者の専門家に精査してもらったところ、脳動脈瘤の大きさ、形、場所ともに手術を必要とするものでないということと、また高齢であり手術のリスクのほうがより高いということで、仮に脳動脈瘤の存在が判明しても治療方法に影響はなかったということでございますという答弁でございました。 2点目に、再発防止策の中に、認知症の診断は通常行う頭部MRI検査とあるが、この通常とは当院の通常なのか、それとも一般的な病院での通常なのかという質疑に対しまして、認知症の診断をするときは、当院に限らず一般的に頭部MRI検査を実施しますという答弁でございました。 以上のような質疑を終え、採決の結果、冒頭申し上げましたとおり
全会一致、
原案可決であります。 以上で、
文教民生委員会の報告を終わります。
○議長(
大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第111号・損害賠償の額の決定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――――
△日程第9 議第112号から日程第11 議第114号
○議長(
大堀寿延君) この際、日程第9、議第112号から日程第11、議第114号までの
市道路線の認定、変更、廃止についての議案3件を一括議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。産業建設委員長・吉村孝志君。 〔産業建設委員長・吉村孝志君登壇〕
◆産業建設委員長(吉村孝志君) ただいま議題となりました日程第9、議第112号・
市道路線の認定について、産業建設委員会の審査の結果並びに経過についてご報告いたします。 結論から申し上げまして、
全会一致、
原案可決となりました。
委員会資料をごらんください。 趣旨は、リニア岐阜県駅周辺土地区画整理事業に伴い、一般県道美濃坂本停車場線を岐阜県旧道処理要綱により市道坂本292号線に認定し、バイパス完成後、市道として一貫した管理を行うものです。路線名は坂本292号線、道路幅員は5.5メートルから13メートル、延長は2,140メートルという説明を受け、質疑に入りましたが、質疑なく、採決の結果、
全会一致、
原案可決となりました。 続きまして、日程第10、議第113号・
市道路線の変更について、産業建設委員会の審査の結果並びに経過についてご報告いたします。 結論から申し上げまして、
全会一致、
原案可決となりました。 趣旨は、坂本289号線は、東濃東部都市間連絡道路整備に伴い、道路線形変更により終点を変更し、一貫した道路管理を行うものです。路線名は坂本289号線、道路幅員は11メートルから14.5メートル、延長は2,514メートルという説明を受け、質疑に入りましたが、質疑なく、採決の結果、
全会一致、
原案可決となりました。 最後に、日程第11、議第114号・
市道路線の廃止について、産業建設委員会の審査の結果並びに経過についてご報告いたします。 結論から申し上げまして、
全会一致、
原案可決となりました。 趣旨は、神坂38号線は、一般交通の用に供されておらず、市道管理が不要となったため廃止するものです。路線名は神坂38号線、道路幅員は3.55メートルから10.24メートル、道路延長は634.8メートルという説明を受け、質疑に入りました。 質疑が1点ありましたので紹介いたします。 市道認定は何年に認定されたのですかという質疑に対して、平成5年に市道認定しておりますとの答弁をいただき、採決の結果、冒頭申し上げましたとおり、
全会一致、
原案可決となりました。 以上で産業建設委員会の報告を終わります。
○議長(
大堀寿延君) これより質疑に入ります。 議第112号から議第114号までの質疑を一括して行います。 順次発言を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 議第112号及び議第113号に対し、6番・木下律子さんから討論の通告がありますので、発言を許します。 最初に、議第112号・
市道路線の認定について発言を許します。6番・木下律子さん。 〔6番・木下律子さん登壇〕
◆6番(木下律子さん) 議第112号・
市道路線の認定について、反対討論を行います。 県道美濃坂本停車場線を市道変更し、市道坂本292号とする提案です。 説明をお聞きしたところ、同じ地域に2本の県道は認められないとのことをお聞きいたしました。 新しく建設される濃飛横断自動車道は、郡上、下呂への幹線道路して必要と思いますが、計画策定したルートには岩屋堂の湧水湿地を通るルートです。そのルートは、ハナノキやシデコブシ、アジメドジョウなどの絶滅危惧種が生息する貴重なところを横断いたします。 中津川市の宝として残してほしい市民の方々の願いが無視されています。したがって、住民は新しく建設される県道のルート変更を求めておられます。市道認定を認めるわけにはいきません。議第112号に反対し、討論といたします。 皆さんのご賛同よろしくお願いいたします。
○議長(
大堀寿延君) 次に、議第113号・
市道路線の変更について発言を許します。6番・木下律子さん。 〔6番・木下律子さん登壇〕
◆6番(木下律子さん) 議第113号・
市道路線の変更について、反対討論を行います。 この議案は、東濃東部都市間連絡道路の一部である市道坂本289号の終点位置を変更するものです。東濃東部都市間連絡道路は、リニア岐阜県駅とJR中津川駅、JR恵那駅をつなぐ道路として計画され、リニア新幹線の車両基地を通り、
市民病院を迂回するように計画されております。 坂本の住民は、坂本駅からJR中津川に抜けるには、現在の坂本駅から国道19号線の信号旭につながる道路が最短コースであり、住民はわざわざ遠回りになるような都市間連絡道路は使わないのではないか、坂本駅と信号旭間の道路の拡幅か、新しくつくるなら中央線や千旦林川の北側を通る道路が必要と言っております。計画されている東濃東部都市間連絡道路は必要ないので、市道変更の議第113号に反対し、討論といたします。皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
大堀寿延君) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。採決は分離して行います。 まず、議第112号・
市道路線の認定についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
大堀寿延君) 起立多数であります。よって、議第112号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議第113号・
市道路線の変更についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
大堀寿延君) 起立多数であります。よって、議第113号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議第114号・
市道路線の廃止についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――――
△日程第12 議第115号から日程第15 議第118号
○議長(
大堀寿延君) この際、日程第12、議第115号から日程第15、議第118号までの
指定管理者の指定についての議案4件を一括議題といたします。 本案に関し、各委員長の報告を求めます。 最初に、議第115号及び議第116号の報告を求めます。
文教民生委員長・
島崎保人君。 〔
文教民生委員長・
島崎保人君登壇〕
◆
文教民生委員長(
島崎保人君) ただいま議題となりました日程第12、議第115号から日程第13、議第116号まで、
指定管理者の指定について
文教民生委員会の審査結果並びに経過についてご報告申し上げます。 結論から申し上げまして、いずれも
全会一致、
原案可決となりました。 まず、日程第12、議第115号につきまして
委員会資料をごらんください。 対象施設は、中津川市民運動場と中津川市サンライフ、中津川市勤労青少年ホームでございます。
指定管理者導入理由は、創意工夫により管理運営費の削減が図られる団体に任せることで、施設の有効的な運営と住民サービスの向上を図るためでございます。 指定管理期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。 公募・非公募の別は公募です。
指定管理者は、三菱電機ライフサービス株式会社中津川支店でございます。
指定管理者を選んだ理由は、サービスの向上と経費の削減を総合的に評価し選定をいたしました。 指定管理料につきましては、平成31年度の1,441万8,000円から徐々に減少し、平成35年度は1,420万2,000円の予定額となっております。 以上の説明を受けて質疑に入りました。 主な質疑でございますが、
指定管理者事業シートの公課費が、平成29年度の実績が4,944円であるのに対し、平成31年度以降は140万円台に上がっているこの理由はという質疑に対しまして、平成29年度は消費税を本社が一括して支払ったため印紙税のみが計上されているが、平成31年度以降は印紙税、消費税を含めて計上しておりますとの答弁でございました。 以上のような質疑を終え、採決の結果、冒頭申し上げたましたとおり、
全会一致、
原案可決であります。 2点目の、日程第13、議第116号につきまして、
委員会資料をごらんください。 対象施設は、中津川市東児童館と中津川市西児童館、中津川市児童センター、中津川市坂本ふれあい施設の4館でございます。 指定管理導入理由は、保育士等の人材が不足する中でも効果的な運営が見込めることや、地域に根差した施設としての地域のニーズに対し、市民サービスの向上を図るためです。 指定期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間です。 公募・非公募の別は、公募です。
指定管理者は、学校法人恵峰学園です。
指定管理者を選んだ理由は、3期にわたり指定管理をした実績から、地域と密着した運営、サービスの向上と経費の削減を総合的に評価をいたしました。 指定管理料につきましては、平成31年度の3,063万6,000円から徐々に増加をいたしまして、平成35年度には3,266万6,000円の予定額となっております。これは、保育士の人材が不足する中で、運営に必要な人材確保のための処遇改善として人件費を増額計上したことが主な理由となっております。 以上の説明を受け、採決の結果、冒頭申し上げましたとおり、
全会一致、
原案可決でありました。 以上で
文教民生委員会の報告を終わります。
○議長(
大堀寿延君) これより質疑に入ります。 なお、整理の都合上、順を追って質疑をお願いいたします。 最初に、議第115号について順次発言を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 続いて、議第116号について順次発言を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 次に、議第117号及び議第118号の報告を求めます。産業建設委員長・吉村孝志君。 〔産業建設委員長・吉村孝志君登壇〕
◆産業建設委員長(吉村孝志君) ただいま議題となりました日程第14、議第117号・
指定管理者の指定について、産業建設委員会の審査の結果並びに経過についてご報告いたします。 結論から申し上げまして、
全会一致、
原案可決となりました。
委員会資料をごらんください。 趣旨は、
地方自治法第244条の2第6項の規定により、
指定管理者を指定するため、議会の議決を求めるものです。 施設名は、中津川市にぎわいプラザ駐車場、敷地面積1,774平米、収容台数70台、利用料金60分ごとに100円、ただし24時間最大700円、利用者台数、導入理由、業務内容は記載のとおりでございます。 指定期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日、公募・非公募の別は公募で、応募件数は2件であります。
指定管理者の名称は名鉄協商株式会社、指定管理料はゼロ円です。 以上の説明を受け、質疑に入りましたが、質疑はなく、採決の結果、冒頭申し上げましたとおり、
全会一致、
原案可決であります。 続きまして、日程第15、議第118号・
指定管理者の指定について、産業建設委員会の審査の結果並びに経過についてご報告申し上げます。 結論から申し上げまして、
全会一致、
原案可決となりました。 趣旨は、
地方自治法第244条の規定により、
指定管理者を指定するため、議会の議決を求めるものです。 施設名は、中津川市間ノ根観光栗園、敷地面積6万7,610平方メートル、栗の木は1,407本、以下利用者から業務内容までは記載のとおりであります。 指定期間は、平成31年4月1日から平成34年3月31日、公募・非公募の別は公募で、応募件数は1件であります。
指定管理者の名称は、一般社団法人中津川観光協会です。 以上の説明を受け、質疑に入りましたが、主な質疑を2点紹介いたします。 業務内容の中にクリの木の育成とありますが、具体的にどのようなことをしておりますかという質疑に対して、答弁が、若木が多くありますので、剪定などの手入れをして成木になるまで大事に育てております。 もう一点は、平成30年度のクリの収穫量はどのぐらいありましたかという質疑に対しまして、答弁が、入場者数の換算ですので確実な数字ではありませんが、約3トンと報告を受けておりますとの答弁をいただき、採決に入りました。 採決の結果、冒頭申し上げましたとおり
全会一致、
原案可決であります。 以上で産業建設委員会の報告を終わります。
○議長(
大堀寿延君) これより質疑に入ります。 なお、整理の都合上、順を追って質疑をお願いいたします。 最初に、議第117号について順次発言を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 続いて、議第118号について順次発言を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 以上をもって、議第115号から議第118号までの質疑を終結いたします。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより日程第12、議第115号から日程第15、議第118号までの
指定管理者の指定についての議案4件を一括して採決いたします。 本案に対する各委員長の報告は、可決であります。 本案は、各委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) ご異議ないものと認め、議第115号から議第118号までの議案4件は、各委員長の報告のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――――
△日程第16 議第127号
○議長(
大堀寿延君) 日程第16、議第127号・中津川市職員の給与に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。
総務企画委員長・森 益基君。 〔
総務企画委員長・森 益基君登壇〕
◆
総務企画委員長(森益基君) ただいま議題となりました日程第16、議第127号・中津川市職員の給与に関する条例等の一部改正について、
総務企画委員会の審査経過並びに結果についてご報告申し上げます。 結論から申し上げますと、
全会一致、
原案可決であります。
委員会資料をご参照ください。 改正の趣旨としては、人事院勧告に基づき平成30年度における民間給与との較差などに基づく給与改正を行うものです。 改正の主な内容は、1.中津川市職員の給与に関する条例の一部改正、2.中津川市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正、3.中津川市議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部改正で、詳細については資料のとおりであります。 改正による影響額は、合計で4,352万6,000円となること、施行の期日については、公布の日となることなどの説明を受けた後、質疑に入りました。 質疑はなく、採決の結果、冒頭申し上げたとおり
全会一致、
原案可決となりました。 以上で報告を終わります。
○議長(
大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。6番・木下律子さん。 〔6番・木下律子さん登壇〕
◆6番(木下律子さん) 議第127号・中津川市職員の給与に関する条例等の一部改正について、反対討論を行います。 この議案の中に、議員の期末手当が条例改正となっております。金額的にはそれほど多くはありませんが、市民の生活は昨年と変わらない状況です。市民の代表として働いている議員は、市民の気持ちに寄り添うことが必要です。今回の期末手当の引き上げは辞退するべきであったと思います。皆さんのご賛同よろしくお願いいたします。
○議長(
大堀寿延君) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議第127号・中津川市職員の給与に関する条例等の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
大堀寿延君) 起立多数であります。よって、議第127号は委員長の報告のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――――
△日程第17 議第100号から日程第29 議第126号
○議長(
大堀寿延君) この際、日程第17、議第100号から日程第29、議第126号までの補正予算案13件を一括議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。予算決算委員長・吉村浩平君。 〔予算決算委員長・吉村浩平君登壇〕
◆予算決算委員長(吉村浩平君) ただいま議題となりました日程第17から日程第29までの補正予算案につきまして、まず初めに、議第100号・平成30年度中津川市
一般会計補正予算(第8号)、議第101号・平成30年度中津川市
下水道事業会計補正予算(第1号)、議第102号・平成30年度中津川市
農業集落排水事業会計補正予算(第1号)、議第103号・平成30年度中津川市
特定環境保全公共下水道事業会計補正予算(第1号)、議第104号・平成30年度中津川市
病院事業会計補正予算(第2号)について、
予算決算委員会での審査の経過並びに審査結果についてご報告いたします。 議案の審査結果につきましては、議第100号・平成30年度中津川市
一般会計補正予算(第8号)及び議第104号・平成30年度中津川市
病院事業会計補正予算(第2号)は、賛成多数で
原案可決であります。 そのほかの議第101号から議第103号までの3議案は、
全会一致、
原案可決であります。 この補正額につきましては、一般会計4億8,353万9,000円、特別会計の下水道事業会計6,306万2,000円、農業集落排水事業会計828万1,000円、特定環境保全公共下水道事業会計745万8,000円の減額、企業会計の
病院事業会計400万円、総額5億5,142万4,000円の増額補正となります。 次に、議第119号・平成30年度中津川市
一般会計補正予算(第9号)、議第120号・平成30年度中津川市
国民健康保険事業会計補正予算(第2号)、議第121号・平成30年度中津川市
下水道事業会計補正予算(第2号)、議第122号・平成30年度中津川市
農業集落排水事業会計補正予算(第2号)、議第123号・平成30年度中津川市
特定環境保全公共下水道事業会計補正予算(第2号)、議第124号・平成30年度中津川市
介護保険事業会計補正予算(第2号)、議第125号・平成30年度中津川市
水道事業会計補正予算(第1号)、議第126号・平成30年度中津川市
病院事業会計補正予算(第3号)について、
予算決算委員会での審査の経過並びに審査結果についてご報告いたします。 議案の審査結果につきましては、議第119号・平成30年度中津川市
一般会計補正予算(第9号)は、賛成多数で
原案可決であります。 そのほかの議第120号から議第126号までの7議案につきましては、
全会一致、
原案可決であります。 この補正額につきましては、一般会計9,648万4,000円の減額、特別会計の国民健康保険事業会計(事業勘定)につきまして942万3,000円の減額、それから同じく(直営診療施設勘定)300万2,000円の減額、下水道事業会計396万4,000円の減額、農業集落排水事業会計36万3,000円、特定環境保全公共下水道6万6,000円の減額、介護保険事業会計836万6,000円の減額、企業会計の水道事業会計507万円の減額、
病院事業会計1,808万1,000円、総額1億793万1,000円の減額補正となります。 執行部からの説明及び審査経過につきましては、議員全員で構成されました
予算決算委員会であり、議員周知のとおりでありますので、割愛をさせていただきます。 以上で報告を終わります。
○議長(
大堀寿延君) これより質疑に入ります。 議第100号から議第104号まで及び議第119号から議第126号までの質疑を一括して行います。 順次発言を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 議第100号、議第104号及び議第119号に対して、6番・木下律子さんから討論の通告がありますので、発言を許します。 最初に、議第100号・平成30年度中津川市
一般会計補正予算(第8号)について発言を許します。6番・木下律子さん。 〔6番・木下律子さん登壇〕
◆6番(木下律子さん) 議第100号・平成30年度中津川市
一般会計補正予算(第8号)の反対討論を行います。 第1に、坂下老健への繰出金は、老健を病院に移設するために発生した資金不足を一般会計から繰り出すものです。坂下老健の移設は必要ないものだと私は思っております。 坂下老健の移設は、
坂下病院を機能縮小し、一般会計からの繰出金削減を優先するものであり、決して利用者のためではなかった。もともと介護施設は生活をする場で、居住空間が入院施設より広く、入院施設を介護施設には使えない。ところが、医療費削減を進める国は、病院のベッド削減を促進するため、特例として入院施設を介護施設として使用できるといたしました。そして中津川市は、その特例期間に間に合わせるために坂下老健を
坂下病院に移設いたしました。以前の坂下老健より随分手狭になり、快適な施設とは言えないはずであります。国の医療費削減を優先する政策に中津川市は飛びつき、坂下老健の移設を行い、
坂下病院の機能縮小の第一歩として病床99床を削減いたしました。 第2に、
坂下病院の繰出金は、経営悪化により資金不足解消のために一般会計から繰り出すとの説明でございます。患者が少なくなったために医師が必要なくなったわけではありません。医師がやめて患者が少なくなり、経営悪化に陥っております。経営悪化の主たる原因は医師の不足。2016年、
病院事業部が
坂下病院の診療所化を打ち出してから、医師は急速に少なくなっております。やめていく医師を引きとめる努力をされたのでしょうか。
坂下病院の医師確保にどれほど努力されたのでしょうか。それとも、
坂下病院はどうせ診療所になるからとやめていかれたのでしょうか。資金不足への繰出金はやらなければならないと思いますが、資金不足に陥る経過に問題があると思います。市民の不安が広がる
坂下病院の有床診療所化が発表されましたが、市民が安心できる医療の施策を提案されるよう求めるものです。 第3に、リニア駅周辺土地区画整理事業に1億3,100万円の予算がついております。施設購入費と都市計画道路詳細設計など委託費です。そもそも土地区画整理事業について多くの地権者の方があります。中には歓迎される方もおられると思いますが、先が見えず、納得したわけではないが、質問もできず地域説明会などでも黙ったまま帰ってくると、それが反対はなかったということになり納得できないまま先に進んでいくという状況です。 そもそもリニア新幹線建設について、自然を破壊し、生活を破壊する。技術的にも未確立です。86%がトンネルで、中央構造線を直通する大変危険なものです。9兆円もの莫大な予算は、今後膨らむことも予想され、民間企業のJR東海1社だけで建設するのは無謀なものであると指摘する有識者が多くおられます。 中津川市は、そのようなリニア新幹線に夢を託し、莫大な金額をつぎ込むリニアの
まちづくりは無謀です。この補正は、
まちづくりの主要な大型事業であるリニア駅土地区画整理事業の補正予算です。 以上の3点の問題点を申し上げ、議第100号に反対し、討論といたします。 皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
大堀寿延君) 次に、議第104号・平成30年度中津川市
病院事業会計補正予算(第2号)について発言を許します。6番・木下律子さん。 〔6番・木下律子さん登壇〕
◆6番(木下律子さん) 議第104号・平成30年度中津川市
病院事業会計補正予算(第2号)の反対討論を行います。
坂下病院の資金不足は、医師不足による経営悪化です。2016年の診療所化の提案以後、8人の医師は3人となりました。市が診療所化を打ち出せば、医師としても自分は必要とされないとしてやめていったのではないでしょうか。 坂下老健の病院への移設によりベッド数99床が削減され、
坂下病院縮小の第一歩となりました。坂下老健の資金不足は、病院への移設が原因と説明されました。 やさかを初め、木曽南部の住民は、命のとりでである
坂下病院の機能縮小が目の前で進んでおり、不安でたまりません。2017年
坂下病院を守る会のアンケートに1,000名を超える方々が
坂下病院への思いを寄せてつづられております。高齢の方たちだけでなく、若い方々の思いも寄せられました。
坂下病院があるから坂下に移住した方もおられました。子育て世代の方々は、近くに病院があることが最も安心につながることだと思います。 中津川市は、若者の地元定着、移住促進を重点施策として掲げておられますが、
坂下病院の診療所化はこの方針に反することにならないでしょうか。 資金不足の特別繰り入れは必要だと思います。しかし、診療所化を打ち出したことにより、医師を初めスタッフのやる気をなくさせて医師不足になっていったのではないでしょうか。その経過については大変問題があり、賛成するわけにはまいりません。
坂下病院、坂下老健への一般会計からの繰り出しによる特別利益の補正に反対し、討論といたします。 皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
大堀寿延君) 次に、議第119号・平成30年度中津川市
一般会計補正予算(第9号)について発言を許します。6番・木下律子さん。 〔6番・木下律子さん登壇〕
◆6番(木下律子さん) 議第119号・平成30年度中津川市
一般会計補正予算(第9号)の反対討論を行います。 第1に、議員の期末手当の引き上げです。昨年は、期末手当引き上げについて辞退をいたしましたが、今回は引き上げることにされました。私は、市民の状況は改善しているわけではないと思うので、辞退すべきであったと思います。 第2に、債務負担行為の補正として、リニア岐阜県駅周辺施設事業用地5億4,000万円を平成31年から10年間を期間として定めております。開発公社が先行取得し、市が将来買い戻す協定を締結するための債務負担行為の設定とあります。委員会でも、説明では、JR東海は必要な土地しか購入しないため、地権者の残地を購入し、公共用地として活用すると説明をされました。地権者にとってはありがたいことかもしれません。しかし、JR東海の尻拭いのようなことになるのではないかと疑問に思います。 そもそもリニア新幹線建設は、国会で審議もしないで建設の認可を国土交通大臣が認可した、手続も大変無謀なものです。在来の新幹線構造とは違うものです。電磁石で車体を10センチ浮き上げ、時速500キロの速度で飛んで走ります。在来新幹線とはつながらない、東京-大阪間だけを走る別のものの新幹線です。そのようなリニア新幹線建設に、駅と車両基地が中津川市にできると夢を市民に振りまき、リニアの
まちづくりを進めてよいものでしょうか。リニアの
まちづくりの主要な事業であるリニア岐阜県駅周辺施設事業に反対です。 以上2つの理由でこの補正予算に反対いたします。皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
大堀寿延君) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより採決をいたします。採決は分離して行います。 まず、議第100号・平成30年度中津川市
一般会計補正予算(第8号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
大堀寿延君) 起立多数であります。よって、議第100号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議第101号から議第103号までの補正予算案3件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議第104号・平成30年度中津川市
病院事業会計補正予算(第2号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
大堀寿延君) 起立多数であります。よって、議第104号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議第119号・平成30年度中津川市
一般会計補正予算(第9号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
大堀寿延君) 起立多数であります。よって、議第119号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議第120号から議第126号までの補正予算案7件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり可決されました。 ――
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△日程第30 請願第4号
○議長(
大堀寿延君) 日程第30、請願第4号・消費税率の10%への引き上げを中止することについて
意見書提出を求める請願を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。
総務企画委員長・森 益基君。 〔
総務企画委員長・森 益基君登壇〕
◆
総務企画委員長(森益基君) ただいま議題となりました日程第30、請願第4号・消費税率の10%への引き上げを中止することについて
意見書提出を求める請願について、
総務企画委員会の審査経過並びに結果についてご報告申し上げます。 結論から申し上げますと、賛成少数により不採択であります。 請願書をご参照ください。 請願の趣旨は、前回の8%増税後の経済への深刻な影響は続いており、さらなる増税は日本経済にとって大きな打撃になることは必至です。よって、次記事項について国に意見書を提出してください。 1.消費税10%への引き上げを中止すること。 2.消費税の「軽減税率」「適格請求書(インボイス)」は撤回することであります。 委員会における主な発言をご報告いたします。 10%に引き上げた税収の使用目的がはっきりしており、必要な財源であることから、10%への引き上げ中止は考えられない。軽減税率は低所得者の方にとって恩恵もあり、撤回は認められない。運用面においては複雑多岐にわたる事柄が心配されるが、現在政府において検討されているので注視していくべきであるとの発言。 一方、景気に対する影響が心配されるので、現行の8%のままでいくべきである。また、インボイスなど極めて複雑なので現行のままがよいと思うとの発言。他の発言もありましたが、賛否分かれましたので挙手による採決を行いました。 採決の結果は、冒頭申し上げたとおり、賛成少数により不採択となりました。 以上で報告を終わります。
○議長(
大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。6番・木下律子さん。 〔6番・木下律子さん登壇〕
◆6番(木下律子さん) 請願第4号・消費税率の10%への引き上げを中止することについて
意見書提出を求める請願に対する賛成討論を行います。 2014年に消費税が8%に増税になりました。実質消費は、増税前と比べて1世帯当たりで年間26万円も落ち込んでおります。10%になればさらに落ち込みは大きくなるでしょう。 消費税を増税して幼児教育の無償化をすると言っておりますが、給食費は実費負担にすると言っております。保育料には給食費が含まれておりますので、低所得者世帯では給食の負担のほうが大きいと予想されます。また、自治体への負担も言っております。 消費税増税は社会保障のためといいながら、75歳以上の医療費窓口負担を原則2割や、低所得者には軽減している保険料の軽減の中止も言っております。 自民党、公明党の2019年度税制改正大綱に書かれている軽減税率や、ポイント還元などの増税対策では混乱が起こりかねません。買うものは、食料品か、それ以外か。買う場所では、大企業の店か、中小業者か、コンビニか。買い方では、現金か、クレジットカードかの違いで消費税の実質負担率が10%、8%、6%、5%、3%の5段階になります。 例えば、医療部外品のリポビタンDを大手スーパーで買えば消費税が10%、近所の薬局で現金なら10%、カードならポイント還元されて実質5%、コンビニでカードを使えば2%還元で実質8%。また、清涼飲料水のオロナミンCは食料品なので原則8%です。大手スーパーでは8%、中小小売店では現金では8%だが、カードを使えば3%、コンビニで現金なら8%、カードなら6%。皆さん、わかりますか。わけがわからなくなるでしょう。混乱を持ち込む消費税10%増税は中止すべきだと思います。 消費税は矛盾がございます。最も不公平な仕組みであるのが還付金制度です。実質大企業への消費税還付金、日本を代表する製造業13社だけで1兆円もございます。 例えば、トヨタは17年度売り上げ12兆円に対して還付は3,500億円です。日産は売り上げ3兆7,000億円に対して還付金1,500億円、ホンダは3兆8,000億円に対して1,200億円の還付金です。こういう状況なので、赤字の税務署も出ております。豊田の税務署は2,900億円の赤字です。神奈川税務署は870億円の赤字です。豊田税務署はもちろんトヨタですし、神奈川税務署は日産の本社があるところです。このような還付金は消費税の25%も使っております。残りの75%が国へ納められるわけです。このような大企業に優遇するような最も不公平な仕組みも含まれております。 さらに、今月で消費税導入から30年になりますが、この30年間で消費税の税収は372兆円になります。一方で、法人3税は291兆円少なくなっております。結局、大企業の穴埋めに消費税が使われてきたことになります。 この請願書の中に適格請求書(インボイス)の導入が書かれております。500万人もの免税業者が取引を断られるおそれがあると書かれております。現在1,000万円以下の自営業者は消費税を納めなくてもよいという免税業者です。インボイスに対応するには、みずからが課税業者を選択しなければなりません。対応できずに廃業に追い込まれるでしょう。請願の趣旨をぜひお酌みいただきまして、消費税10%増税は中止すること、消費税の軽減税率、適格請求書(インボイス)は撤回することを求めるこの請願にご賛同いただけますようお願いをいたしまして、討論を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(
大堀寿延君) 以上で、通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより請願第4号・消費税率の10%への引き上げを中止することについて
意見書提出を求める請願を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、不採択であります。 請願第4号・消費税率の10%への引き上げを中止することについて
意見書提出を求める請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
大堀寿延君) 起立少数であります。よって、本件は不採択と決しました。 ――
――――――――――――――――――――
△日程第31 請願第5号
○議長(
大堀寿延君) 日程第31、請願第5号・
難聴児補聴器購入費等助成事業の支援拡充に関する請願を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。
文教民生委員長・
島崎保人君。 〔
文教民生委員長・
島崎保人君登壇〕
◆
文教民生委員長(
島崎保人君) ただいま議題となりました日程第31、請願第5号、請願書「
難聴児補聴器購入費等助成事業の支援拡充に関する請願」について、
文教民生委員会の審査の結果並びに経過についてご報告申し上げます。 結論から申し上げまして、
全会一致、採択であります。 審査経過及び審査の概要を報告いたします。 事務局による請願朗読の後、請願者の希望により委員会を暫時休憩し、協議会を開催いたしました。協議会において請願者による趣旨説明の後、請願者に対する質疑を行い、協議会を閉会いたしました。 引き続き委員会を再開し、執行部の所見をお聞きした後、質疑に入りました。 執行部の所見の主なところをご報告申し上げます。
難聴児補聴器購入費等助成事業は、県補助金を活用し、身体障害者手帳の交付の対象とならない軽度、中等度の難聴児に対する補聴器購入及び修繕に係る費用の3分の2を助成する事業です。 また、補聴器の新規購入及び更新については5年、修繕については3年の周期が規定されており、請願にありますイヤーモールドの購入につきましては修繕の扱いとなり、3年ごとの助成となっています。 新規購入及び更新、修繕に関する周期は、耐用年数から見ますと現在の制度の規定で問題がないと考えますが、耳の成長が著しい小学校就学前までの難聴児にとっては耳に合わせた交換が必要であるため、3年の周期は実情に合っていないと考えます。 したがいまして、請願にありました
難聴児補聴器購入費等助成事業の拡充につきましては、保護者の負担軽減を図るため、助成割合については9割にし、小学校未就学児のイヤーモールドの購入については3年の規定をなくしたいと思います。 以上の執行部の所見の後、質疑に入りました。 主な質疑と答弁についてご報告いたします。 まず1点目ですが、県内各市の助成状況はどうですかという質疑に対しまして、県内21市のうち拡大をしている市は修繕の3年の周期をなくしている市が可児市、瑞穂市、関市の3市、助成割合を9割にしている市が、岐阜市、大垣市、高山市、山県市、下呂市、各務原市の6市ですという答弁でございました。 次に、小学校就学前の助成を拡充するとのことであるが、請願者の方の話では、小学校へ入っても成長が激しく、同じように買いかえていかなければならないという話であった。そのところをどのように考えておりますかという質疑に対しまして、障害者手帳を持ってみえる子どもは、イヤーモールドの購入に3年周期の制限はありません。障害者手帳をお持ちの方への助成の実績を見ると、イヤーモールドの頻繁な購入は小学校就学前の年1回程度であり、小学校へ上がってからの実績はないというのが状況でありますという答弁でございました。 もう一点、子どもの医療費は無料となっております。補聴器の購入、修繕も医療費と捉えれば支援を拡充すべきと思うがいかがかという質疑に対しまして、補聴器はあくまでも補装具であり、医療費ではないため同じ扱いはできませんという答弁でございました。 執行部への質疑を終了後、各委員からのご意見を伺いました。 各委員からは、今回の支援拡充は子育てをする親にとってさらなる希望につながるものであり、中津川市は手厚い助成をしている、子育てに熱心だなということを訴えることができる。 また、未就学児にとっても、就学児にとっても、発達に必要な補装具であるため、さらなる支援の拡充を望みますなどの請願趣旨に賛同するご意見をいただいた後、採決を行い、冒頭申し上げましたとおり
全会一致、採択であります。 以上で
文教民生委員会のご報告を終わらせていただきます。
○議長(
大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本件に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕